碁聖戦五番勝負フルセットの末、井山裕太碁聖が防衛

無冠転落を回避

井山裕太碁聖に佐田篤史七段が挑戦した第51期碁聖戦挑戦手合五番勝負第5局が8月21日に日本棋院関西総本部で打たれ、井山碁聖が中押し勝ちをおさめ、防衛を果たしました。負けると20歳で名人を獲得して以来の無冠になるというピンチをしのぎました。

碁聖12期6連覇獲得で同一タイトル最多タイ記録(超治勲名誉名人の本因坊12連覇)と歴代一位の獲得タイトル数を80に延ばしました。

井山碁聖 「ひとまずひとつ結果を出せて嬉しく思います。このシリーズも負けた2局はチャンスを逃すような結果になって反省点も多い。一冠になった時点では常に無冠になる可能性はあるのですが、自分としてはすごく気にしていたということではなかったので、本局も意識せず臨めたかと思います」

佐田挑戦者 「挑戦を決めたときは自分で大丈夫かなという気持ちでした。自分が想像していた以上に反響、声援、注目があって、自分が出合ったのが囲碁でよかったという気持ちをかみしめて打てたシリーズでした。結果においては負けなので、自分なりに認めて、課題がより具体的になってきたので向き合っていけたらと思います」

佐田七段は七大タイトル戦初登場でしたが、初タイトルとはなりませんでした。

井山碁聖、防衛おめでとうございます。