
藤沢一就八段門下の若手棋士を対象に、「世界で活躍する人材を育成し生きる力を醸成する教養講座」のひとつとして、「マナー&コミュニケーション講座」が2月21日に新宿こども囲碁教室(東京都新宿区・藤澤一就八段主宰)にて行われました。

講師は人材育成コンサルタント・ビジネスコーチの平塚惠理子氏(オフィスノヴァエラ(株)代表取締役)。
内容はマナーとはいえ、挨拶、身だしなみ、表情、立ち振る舞い(立ち方、歩き方座り方、お辞儀の仕方、名刺交換の仕方)、上座の見分け方、適切な言葉遣いなど多岐にわたる内容で、座学だけでなく、実践も含め、11人の棋士がたっぷり3時間、ビジネスの常識やマナーを学びました。

上野愛咲美女流立葵杯は「知らないことばかりで、これからすぐに実践できることが学べてよかったです。貴重な機会をいただきました」。「名刺の渡し方が複雑で覚えるのが大変。お辞儀も今までペコペコしてしまっていましたが、1、2回でいいと学び、これから気をつけたいと思いました。元気のよい声ではきはきと挨拶するよう心がけます」と抱負を語ったのは広瀬優一七段。

愛される棋士になることも、囲碁普及には大事だと思います。

このような講座は、新人棋士皆に受講してもらうのがいいと改めて感じました。