新本因坊に福岡航太朗七段 一力遼名人は三冠に後退

七大タイトル初挑戦でタイトル獲得

一力遼本因坊に福岡航太朗七段が挑戦する第81期本因坊戦五番勝負第5局が7月1日に山梨県甲府市「常磐ホテル」で打たれ、福岡挑戦者が白番中押し勝ちをおさめ、初の本因坊位に就きました。

最終局までもつれた本因坊戦。第5局は中盤、好判断でリードを築いた福岡挑戦者がそのままリードを広げてがっちり勝利をつかみました。

一力名人「第3局以外はまずい内容で、結果は仕方がない。細かいミスがあった。もう少し精度を高めないと」

最終局は福岡挑戦者が中盤好判断でリードを築いた

福岡新本因坊は、七大タイトル初挑戦でタイトル獲得となりました。20歳6か月で本因坊獲得は、石田秀芳二十四世本因坊の22歳10か月を抜いての最年少記録です(ただし、石田二十四世本因坊は2日制の七番勝負での記録)。

福岡新本因坊「七大タイトル獲得は、小さい頃からの目標の一つで嬉しい。すこしまだ差があるとおもっていたので、タイトルは意識していなかったので、驚いている自分がいます。当面は国内での成績を残して、世界戦で勝てるようになりたい」と喜びを語りました。

これで七大タイトル勢力図は、芝野虎丸棋聖・十段、一力遼名人・王座・天元、福岡航太朗本因坊、井山裕太碁聖となりました。

福岡本因坊、おめでとうございます。