第11回グロービス杯世界囲碁U-22 表彰台は韓国が独占

中央が優勝した金丞求四段(日本棋院囲碁チャンネルより)

世界からやってきた22歳未満の選手が16名出場した第11回グロービス杯世界囲碁U-22(協賛:(株)グロービス)の準決勝、決勝戦が6月28日に日本棋院本院で打たれ、韓国の金丞求四段が優勝した。準優勝は権孝珍七段、第3位は金昇珍七段と表彰台は韓国が独占する結果となった。日本勢は4位の酒井佑規七段が最高位だった。

グロービス杯の参加資格は、「2026年1月1日時点で22歳未満とし、日本6名、中国3名、韓国3名、中華台北1名、欧州1名、北米1名、アジア・オセアニア1名」の枠となっていた。しかし諸事情で中国が不参加となり、韓国がプラス2名で4名に、中華台北がプラス1名の2名になった。

本戦トーナメント(8人)には、日本からは酒井佑規七段、福岡航太朗七段、上野梨紗四段の3人、韓国4人、中華台北1人が進出。結局、韓国が1~3位を独占する結果となった。

新任の理事長として挨拶に立った高尾紳路九段は、「ナショナルチームの監督として、この結果は非常に残念に思っています。韓国の選手にもっていかれ、監督としては申し訳ない気持ちでいっぱいです。ナショナルチームの選手もこの持ち時間でかなり練習をしていたといい、初日は成果が出たと思ったのですが、肝心なところで勝てなかった。ひとりひとりが考えて、この負けを糧にして努力してもらいたい」と、棋士に向けて話した。

一昨年、一力遼名人が応氏杯で優勝し、続いて上野愛咲美女流名人が呉清源杯で優勝するなど、日本勢は上げ潮ムードだった。

しかし今年は世界戦で中国、韓国に惨敗が続いている。

日本勢に奮起を期待したい。