歌あり演奏あり、もちろん囲碁もある「洪道場20周年記念・音楽がある祝賀会」に行ってきました

盛りだくさんの催しは5時間近くに及んだ

一力遼棋聖、芝野虎丸十段、藤沢里菜女流本因坊らを育てた洪道場が20周年を迎え、祝賀会が6月28日に開催されました。場所はなんと「高円寺スタジオK」(東京都杉並区)という音楽スタジオ。道場主催の洪清泉四段は大の音楽好き(で、歌も大変上手!)、ということで選んだといいます。碁を打つのはもちろん、飲んで食べて、歌って奏でるという盛りだくさんな内容で、お祝いに駆けつけたファンも大満足でした。

囲碁大使となった歌手のJoannaさんも登場

音楽スタジオを借りて、さらにプロのミュージシャンによる生バンドの演奏で、棋士たちが次々ステージに上がって歌うという、前代未聞(!)の催しです。

午後3時半にスタートし、歌い演奏したあとは休憩時間に飲んだり食べたり。歌は15分刻みで進んでいき、午後8時過ぎまで5時間ちかく、盛りだくさんのスケジュールです。

囲碁大使となった歌手のJoannaさんの圧巻のステージあり、出身棋士だけではなく、林漢傑七段、大橋拓文七段(ピアノ)、藤井浩貴三段ら他の門下の棋士らの演奏もあり、盛り上がりました。

当日は「日本女子リーグ」の最終日とも重なり、藤沢里菜女流本因坊や一力遼棋聖の姿が見えなかったのは残念でしたが、芝野虎丸十段は女子リーグの解説を終えて駆けつけていました。

多くのプロ棋士を送り出している

予定にはなかったようですが、その場で呼ばれ、虎丸十段も小山空也七段、小池芳弘七段らと歌声を披露して大きな拍手を浴びていました。

現在の日本のプロは、洪道場なくしては語れません。末永く続くことをお祈り申し上げます。