第73期王座戦就位式

左は一力遼王座の妹弟子小幡みのり初段

初の王座を獲得し、五冠を達成した一力遼王座の就位式が2月20日、パレスホテル東京(東京千代田区)にて執り行われました。

獲得タイトル33を数える一力遼五冠ですが、意外にも王座は初戴冠です。実は7,8年前の65、66期にも井山裕太王座に挑戦していたのですが、ことごとく跳ね返されていました。今回、7年越しの雪辱を果たしたことになります。

7年越しの雪辱を果たした

昨年始めの時点では、七大タイトルを一力が四冠、井山が三冠でしたが、年末は一力が五冠、井山、芝野虎丸が一冠ずつという状況になりました。

この王座戦で一力が頭一つ抜け、張栩九段、井山に続いて史上3人目の五冠となり、碁界の第一人者の地位を確立しました。

謝辞に立った一力は「今回の王座戦は運がよかった。挑戦者決定戦も負けの場面がありました。第1局、陣屋(神奈川県秦野市)でカレーを食べて勝ったのですが、2局目は食べなかったら負けました。そこで第3、4局の昼食はカレーを食べて勝つことができました。王座戦のあとは、思うような成果をあげられていません。より上のステージにいけるよう精進します」とあいさつし、拍手を浴びていました。

年末から結果を出せずに、少々スランプ気味の一力さん。早い復調を期待しています。