第4回実業団囲碁大会

富士通の快進撃が続く

すっかり恒例になりました「実業団囲碁大会」が11月22日に、日本棋院本院にて催されました。40社59チームが8クラスに分かれて、3試合打ちます。対戦前に名刺交換が行われる姿を見るところが、ふつうの大会との違いでしょうか。

新しく9路盤のGクラスが設けられた

今回、新しく9路盤のGクラスが設けられました。出場したのは3チーム。最初に審判長の鶴山淳志八段から講義を受けてから試合に臨みました。そして、3チーム参加リーグなので、2チームが対戦します。1チーム余りますよね? その1チームはなんと、鶴山八段か安田明夏初段が3面で指導碁を打ってくれるというスペシャルがありました。

ほかの一般(19路盤)クラスでも、相手がいなくて不戦勝になったときなど、星合志保四段に指導碁を打ってもらえるというのですから、隅々まで行き届いた心遣いの運営です。

対戦前に名刺交換する場面も

A~Fクラスは棋力別ハンディ戦ですが、無差別クラスはオール互い先。優勝は3年連続富士通Uvanceチーム。主将から3将の3人同じメンバーで勝ち続けているのですからすごいですね。富士通はAクラスも優勝しています。会社あげて囲碁に力を入れていることがわかります。

次回は来年、2026年5月16日に開催されます。富士通の快進撃が続くのが、注目です。