藤澤一就門下とIGOPROのコラボイベント「能登半島復興支援チャリティー指導碁会」が8月3日に東京千代田区の「日本棋院」で行われました。
囲碁ファン141人の参加に、棋士20人、スタッフ30人迎える大きなイベントです。
藤澤一就門下は、関航太郞九段、本木克弥八段、上野愛咲美女流立葵杯・新人王ら若手人気棋士がいます。
また、IGOPROとは、鶴山淳志八段と林漢傑八段の「つるりん」コンビと星合志保四段、安田明夏初段らの囲碁普及を目的とした会社です。
当日は、指導碁会のほか、上野愛咲美女流立葵杯の新刊『読みが鋭くなる上野愛咲美の詰碁』(池田書店)の出版記念サイン&撮影会や、トークショー、上野愛咲美、上野梨紗姉妹による「詰碁早解き対決」「チャリティーオークション」」など盛りだくさんのプログラムで囲碁ファンを楽しませました。司会は、囲碁大使も務める戸島花さん。私もトークショーに出演したり、サイン会のお手伝いをしたり、スタッフとして動いてきました。
また、被災地の石川県の囲碁サロン「シトラス」と結んで、顔の見えるオンライン指導碁も行われました。
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チャリティーオークションでは、故藤沢秀行名誉棋士直筆の色紙や、上野姉妹の色紙や揮毫入り扇子などが出品され、すべて参加者に競り落とされました。
今回、出演した棋士やスタッフはすべてノーギャラで、会場費など必要経費を除いた全ての額が被災地の碁笥を生産する工芸品メーカーなどに送られます。 復興のお役に立てれば幸いです。